マスキングテープの活用

マスキングテープがお掃除に活用できることをご存じですか。
つるつるした表面がホコリを防ぎ、汚れたら一気に剥がせるのが魅力です。
おうちの中で上手に使えば掃除の時短につながります。
また、剥がすことを前提にしたテープなので、のり残りがしにくくキレイに剥がせるのが特長です。

以下に、マスキングテープの活用方法をいくつかご紹介します。

1.キッチンのコーキング・コンロ周り

・キッチンは、食品を扱うので常に清潔を保ちたい場所ですが、水跳ねや油などさまざまな汚れにさらされ、
こまめな掃除が必要です。
・コーキングはシンクと壁などの隙間をふさぐために施されていますが、汚れが入りやすく、キレイにするのは一苦労です。
マスキングテープでコーキングを覆ってしまえば、汚れにくく、かつ、付いた汚れも簡単に落とすことができます。
また、コンロ周りの隙間も、マスキングテープを貼っておくだけでお手入れがラクになります。

2.冷蔵庫

・冷蔵庫内の溝になった部分をマスキングテープでふさぐと、汚れがたまるのを防げます。
特に扉を開けた下の部分にへこみがある場合、マスキングテープを活用するとお掃除の手間を省けます。
・冷蔵庫に限らず、家電にマスキングテープを使うことも掃除の時短になります。
機能に支障がでない部分で活用するのもよいと思います。

3.浴室の入り口

・浴室の入り口は境目部分に汚れがこびりつき、放っておくと取れにくくなってしまう場所です。
ここにマスキングテープを貼れば、汚れたら取り換えるだけでお手入れがラクになります。
・お風呂場の辺りは、カビも気になるので、抗菌剤入りタイプのマスキングテープも売っています。
2~3ヶ月に1回程度の貼り替えするだけで掃除がとても時短になると思います。

4.窓サッシ

・窓付近は外からの砂ボコリで汚れやすい場所です。
細かい溝があるサッシはごみが入り込みやすい部分でもあります。
マスキングテープを貼ると溝の凹凸がなくなり、ごみが入り込みにくいようにカバーできます。
・サッシは、掃除用ワイパーでは全てかき出せず、掃除機で吸い出さなければならなくなります。
2度手間で掃除が面倒だなと思ってしまうことも。
そこで、マスキングテープを貼ることで溝の凹凸がなくなり、ごみが入り込みにくいようにカバーできます。

5.小さな穴、へこみ

・マスキングテープを使って、カラーボックスのネジ穴や洗濯機の横にあるフック穴、細かい溝などの掃除しにくい
穴をふさいでみてはいかがでしょうか。穴にホコリがたまることなく、綺麗な状態で使用することができます。

最後に注意点として、マスキングテープを貼る前に汚れや水分を取り除くことが大切です。
また、使う場所によって貼り方を工夫し、頻繁に貼り替える場合はベロ(つまみ)を作ることもおすすめです。
さらに、冷蔵庫の「パッキン」など、保冷機能に支障が出る場所では注意が必要になります。

ひと手間かけるだけで、掃除が楽になるので試してみてはいかがでしょうか。