お風呂のピンク汚れとは?原因と掃除方法

お風呂の壁や床、特に排水口やシャンプーボトルの底などに、ピンク色の汚れがついているのを見たことがあるでしょうか?
これは「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌の一種で、カビとは異なり、湿気の多い場所で繁殖しやすい菌です。
放置するとヌメリが発生し、黒カビの原因にもなるため、こまめな掃除が必要です。

ピンク汚れの掃除方法

1. 必要な道具を準備する
以下を用意しましょう。
・スポンジまたはブラシ(壁や床をこすりやすいもの)
・中性洗剤または重曹(環境にやさしく、肌にも優しい)
・塩素系漂白剤(カビ取り剤)
・ゴム手袋とマスク(肌や呼吸器の保護)

2.ぬるま湯で汚れを浮かせる
掃除前に40℃程度のぬるま湯をかけて汚れを柔らかくします。

3.中性洗剤や重曹でこすり洗い
スポンジやブラシに中性洗剤をつけてこすります。
重曹を使う場合はペースト状にしてから塗布・こすり洗いしましょう。

4.頑固な汚れには塩素系漂白剤
通常の洗剤で落ちない場合はカビ取り剤を使用。
・5~10分ほど放置してから水でしっかり流します。
※換気をし、酸性洗剤と混ぜないように注意!

5.しっかり乾燥させる
換気扇を回すか、タオルで水分を拭き取りましょう。
湿気が残ると再発しやすくなります。

ピンク汚れを防ぐためのポイント

1.入浴後に水分を拭き取る
スクイージーやタオルで壁や床の水滴を拭き取るだけで、発生を大きく抑えられます。

2.定期的にアルコール除菌
週に1~2回、市販のアルコールスプレーで除菌しましょう。

3.換気を徹底する
入浴後は最低でも2時間以上、換気扇を回すか窓を開けて湿気を逃しましょう。

4.週1回の簡単掃除を習慣に
ピンク汚れは数日でヌメリが出て、黒カビに発展します。
週1回、スポンジでさっとこすれば、汚れがたまりにくくなります。

お風呂のピンク汚れは、湿気や石鹸カスをエサにして繁殖します。
こまめな掃除と換気でしっかり対策をしましょう。

  • こすり洗い + しっかり乾燥!
  • 週1回のアルコール除菌で予防!
  • 湿気を逃がす換気習慣を!

この3つのポイントを意識すれば、ピンク汚れの発生を抑え、快適なバスタイムが維持できます。
毎日の入浴を気持ちよくするために、今日から対策を始めてみましょう。