年末の大掃除って日本だけ?世界の国々の大掃除を調べました!

日々の掃除とは一線を画す一大イベントになっているものに年末の大掃除があります。
年末年始の区切りの時期に家の隅々まで清掃して、新しい年を迎えたいと思いますよね。
しかし、新年のお祝いを迎える準備として大掃除をするのは、日本だけなのでしょうか。

そこで今回は、世界の国々に「大掃除」はあるのか?という疑問について調べてみたのでご紹介します。

日本:大掃除

ご存じのとおり、日本では年末に「大掃除」と呼ばれる掃除をすることが多いです。
年末の時期に新年を迎える準備や一年の締めくくりとして、家庭や職場などを清掃します。
これは、掃除が室内清潔に保つだけではなく、心身の浄化ももたらすと捉えられているためです。

中国:掃塵

中国では春節に先立つ準備として扫尘(掃塵)と呼ばれる大掃除を行い、かまどの神を祭ります。
この大掃除には「除陳布新」、つまり古いものを片付けて気持ちを新たにするといった意味合いがあります。
春節が近づくと、どの家庭も室内をきれいに清掃し、布団やカーテンの洗濯や庭掃除をします。

インド:ディーワーリー

インドでは、ヒンドゥー教のお祝いであるディーワーリーの際に大掃除を行う習慣があります。
ディーワーリーは10月から11月の時期に5日間かけて行われ、ランゴリと呼ばれる模様を描いたり、ディヤと呼ばれるオイルランプを置いたりして飾り付けます。
その準備として、家の掃除と改装を行い、不要な物を捨てます。ヒンドゥー教の女神ラクシュミーに祝福してもらうため、家を清潔にします。
ディーワーリーの時期には、実家を離れている人も故郷に帰り、家族総出で掃除を始めとしたお祝いの準備を行います。

イスラム圏の国々:イード

イスラム教の宗教的行事である「イード・アル=フィトル」や「イード・アル=アドハー」の前には、家庭や公共の場所で大掃除が行われるようです。
「イード・アル=フィトル」は断食を行うラマダーンの終了を祝う大祭、「イード・アル=アドハー」はアブラハムが自分の息子をアッラーへ捧げようとしたことを記念する大祭です。
これらの行事はイスラム教の祝日でもあり、お祝いやお祈りをし、家族や友人との時間を楽しむ特別な日です。
イードの前にも、家の中をきれいに掃除し、特別な食事を用意したり、来客を迎える準備をするとされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は海外にも「大掃除」のようなイベントはあるのか?という観点から、世界の国々や文化圏で行われるお祭りについてご紹介しました。
お祭りやお祝いの時期を迎える準備として大掃除をするのは文化や宗教に違いはあっても万国共通のようですね。
新年に限らずお祝い事の前にはきっちり大掃除をして、特別な日を迎えたいものです。
特別な日を前に、部屋やオフィスをピカピカにしたい!そんなときは掃除のプロに依頼してみるのはいかがでしょうか。

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