掃除したのにまたホコリが!そんなとき見直すポイントを3つご紹介します!

掃除機をかけたばかりなのに、すぐにホコリがたまってしまう気がしませんか?
そもそも掃除をしなければならないのは、ホコリが発生するためです。
ですから、発生源を見直せば、ホコリが溜まるのを防ぐことができるはずです。

この記事では、ホコリの発生を減らすために見直すべきポイントを3つご紹介していきます。

ホコリ

ある調査によれば、家庭で発生するホコリの7割は繊維製品に由来すると言われています。
ホコリの発生源となる繊維製品には次のようなものがあります。
衣類やタオル類
布団などの寝具
カーテン

これから、これらの製品からどのようにしてホコリが出るのか解説するとともに、
どんな対策をすればよいかをご紹介していきます。

衣類やタオル類

衣類やタオル等から繊維ボコリが発生するのは、使用時や畳む時、放り投げる時などです。
確かに脱衣所では、服を脱ぎ着したりバスタオルを使ったりするためか、ほこりが溜まりやすい気がしますよね。

また、洗濯を繰り返して生地が少しずつ傷むにつれ、ホコリが発生しやすくなります。
新しくおろしてから次第に使い心地が良くなっていったという経験があるかと思いますが、
これは、使用回数が増えるにつれて繊維が傷つき、徐々に柔らかくなっていくためです。

起毛と呼ばれる加工がされている場合もホコリが出やすいとされています。
タオルはもちろん、スウェットの裏地などにもよく使用されます。
ホコリの出やすさという観点から見れば避けたいものですが、全く使わないというのは現実的ではありません。
ですから、普段はホコリが舞わないように扱って、使い古したものは交換してホコリの発生を抑えるのが良いでしょう。

寝具

寝具から繊維ボコリが発生するのは、やはり使用時や畳む時になります。
掛け布団の中には綿や羽根など、空気の層を作るための素材が入っています。
布団を使う際、こうした素材の小さな破片が、ホコリとなってカバーなどを通り抜けて出てくるほか、
カバーの表面に付着していたホコリが再び舞い上がることもホコリの発生の原因となります。

寝具からホコリを出さないために最も必要なのは、ホコリが出にくく、付着しにくい布団カバーを選ぶことです。
では、どんな素材でしょうか。結論から言えば、ポリエステルや木綿の布団カバーです。
掃除機で表面のほこりを吸った際、ポリエステルや木綿が最もホコリが除去されやすいのだそうです。
もし、他の素材のカバーを使っているのであれば、こうした素材の製品に変えてみてはいかがでしょうか。

カーテン

カーテンから繊維ボコリが発生するのは、カーテンの開閉をするときです。
カーテン自体から発生する繊維ボコリだけでなく、カーテンに付着したホコリもカーテンを離れて舞い上がります。

カーテンのホコリ対策として最もおすすめなのは、柔軟剤を使った洗濯です。
柔軟剤には静電気を抑える効果があり、ホコリの吸着を抑えることが期待できます。

また、使い古したカーテンであれば買い替えをするのも大切です。
その場合は、あらかじめホコリの吸着を抑える加工が施されているものが良いでしょう。

まとめ

今回は、ホコリの中でも特に目立つ繊維ボコリの発生源について解説してきました。
日ごろのお掃除の頻度や負担を減らすために、ご紹介した内容を参考にして、
日用品の素材を見直してみるのはいかがでしょうか。