【必見】居抜き開業は店舗清掃が必須!!

昨今、多くなっているのが飲食店の居抜きでの開業です。
これ、先に申し上げておくと、店舗や暖簾を購入して終わりではありません。そこからがスタートであり、大事なのです。
「オーナーが変わった」「営業形態を変えた」「営業時間を変更した」、そういった施策だけで、人気のお店になる事は難しいかもしれません。

というのも、居抜きで開業をされているという事は、前のお店は営業を辞めているという事です。
もちろん様々な事情や理由は考えれますが、飲食店が閉店するほとんどのケースは「営業不振」「販売不振」によるものです。

売上がなく、営業を辞めたお店をそのまま引き継ぐことは、初期費用がかからない反面、負の状況、マイナスからのスタートになるという事も、
しっかりと頭に入れておく必要があります。

人気の飲食店になる為に、以前のイメージを払拭する為に最初が肝心です。その為の1つのポイント【店舗清掃】について解説していきます。

居抜き開業は店舗清掃を入れるべき3つの理由

理由1:質の高いスタッフを集めるため

飲食店の場合は、料理の質と同じくらいサービスの質も重要になってきます。そのサービスを行うのはスタッフ・従業員という事になります。
質の高いスタッフを集める為には「働きやすい環境」が非常に重要になります、当たり前ですが責任感があり、売上についても考えられる優秀なスタッフはどこでも引く手あまたです。
そんな優秀な人に自分のお店で働きたいと思わせるためには、働きやすい清潔な空間を作っておくことは非常に重要です。
そういった人を集めることは人気店になる為の第一歩と言えます、その為に清潔な空間を作り、そして保つためには店舗清掃は当たり前にやるべきなのです。

理由2:お客様に好印象を与える

居抜きで営業を始めた場合に、前を通った人や以前から知っている人は、前のお店と比較したり、色眼鏡でアナタのお店を見てくる事になります。
そんな時に、以前と同じような清潔感がない外装、内装であった場合、どう感じるでしょうか?
きっと「またこのお店も潰れるな…」「今度のお店も期待できないな…」とマイナスな印象を持つことになるでしょう。
そういったマイナスな印象を持たす可能性を1%でも下げる為に、外装も含めた店舗清掃を開業前にしっかりと入れておく事が重要です。

理由3:清掃コストを下げる

掃除や清掃といったものは、日々する必要がありますが、汚れが溜まったり、汚くなればなるほど、お金も時間も手間もかかる事になります。
その結果、開業後に複数回にわたって大規模な清掃をいれる必要に迫られたり、閉店後の店舗清掃の回数を増やすことになり、余計な出費となる事が非常に多いのです。
店舗清掃のご依頼ご相談を頂く中で、事前にしっかりと物がない状態の時に店舗清掃を入れておけば…とお話した事は数えられないほどです。
その結果として、概ね20%~30%余分に清掃コストがかかる事になり、最終的にマイナスが大きくなるのです。
無駄を省くために、最初にお金がかかったとしても、開業前に店舗清掃をする事が肝要です。

飲食業は3年で7割、10年で9割のお店が閉店する

これはここ最近の傾向であり、3年続くお店は全体の30%程度であるという事です。
つまりは70%のお店は何らかの理由で閉店を余儀なくされるのです。

自分のお金で始めたお店であれば、長く続けて人気店へと成長させたいとは誰しもが思う事です。
その中で人気になっている飲食店さんの多くは「清掃」への意識が高く、「清潔」な環境への投資を惜しまないと感じます。
開業したてのお店であっても、「清掃」「清潔」の意識が高いお店は、これから人気店になる可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

これから居抜きで飲食店のお店の開業を考えている方は、
メニューやスタッフ、家具、什器など細かな点に頭を巡らせるよりも先に何よりも優先されるべき「食の安全」の一部である店舗清掃をすべきだと言えます。