部屋のにおいを消すための効果的な方法

部屋のにおいを消すための効果的な方法

部屋のにおいを消すための効果的な方法をご紹介します。

気付かないうちに、嫌なにおいが漂っていないでしょうか?
どんな家にも、多少なりともその家独特のにおいがあります。
それが気にならないレベルなのか、他人には気になるレベルなのか、
実は健康を害するにおいなのかは判断が難しいものです。
においの代表的なものと原因、対策、予防をご紹介していきたいと思います。

1.部屋のにおいの代表的なもの

・食べ物のにおい
・排水口のにおい
・洗濯物のにおい
・ゴミ箱のにおい
・布製品に染みついたにおい
・カビのにおい
・タバコのにおい
・ペットのにおい

まずは、どこがくさいのかにおいの元を探しましょう。
そして、においの元を断ちましょう。

2.各においの原因元

・食べ物のにおい
購入してきた食材や調理したにおいが充満し、部屋ににおいが残る原因となります。

・排水口のにおい
浴槽やキッチンなどの水回りには下水管につながる排水溝があり、排水口回りから
腐敗臭や下水のようなにおいがすることがあります。
浴槽の場合は、髪の毛の汚れがこびりついて、においの原因となります。
キッチンの場合は、付着した食べかすなどがにおいの原因となります。

・洗濯物のにおい
部屋干しした洗濯物の生乾き臭、洗わずに溜め込んだ洗濯物の皮脂や汗、体臭などが
原因となります。

・ゴミ箱のにおい
生ごみの腐敗、菌やカビ増殖、ペットの糞などが原因となります。

・布製品に染みついたにおい
カーテンやソファなどの布製品は、においを吸着して蓄積します。
調理過程で発生するにおい、ごみ・ヤニ・カビなどの生活臭、汗、脂、体臭など
さまざまなにおいが混じりあってにおいの原因となります。

・カビのにおい
カビは、繁殖するときに老廃物を出します。それがにおいの原因となります。

・タバコのにおい
タバコのにおいの主な原因物質は、アンモニアや酢酸といわれてます。
タバコには、400種類以上のにおいの元となる成分が含まれているといわれています。

・ペットのにおい
体臭や糞尿がにおいの原因となります。
とくに尿の成分は、空気に触れることで強いアンモニア臭を放つ物質へと変化し、
床や壁など部屋中に染みつきます。

3.場所別においを消す方法と予防策

・キッチン
キッチンは、食べ物を保存したり、調理したり、生ごみが集まる場所です。
-生ごみを捨てる際は、腐敗の進行を遅らせるために水分を取り、すぐに捨てるようにしましょう。
-ゴミの回収日まで日にちがある際には、生ごみが出るたびに小袋に捨てて縛るとにおいが漏れにくくなります。
-排水口は、こまめに掃除しましょう。

・溶室
湿度の高い場所なので、換気と掃除をこまめに行い、カビや菌を繁殖させないように注意しましょう。
-排水口にゴミや髪の毛を流さないようにする。
-水切りワイパーなどで水気をとったり、浴室乾燥をすることでカビの発生を防ぎます。

・リビング
家族やペットが集まり、くつろぐ場所です。
さまざまなにおいが集まる集合臭を放ちます。
カーテンやソファ、ラグなどの布製品が多く、生活臭がつきやすい場所です。
-換気をよくする。30分に1回、数分間の目安で換気を行いましょう。
-カーテンやラグなどの布製品は、定期的に洗濯をしましょう。
-洗えないものは専用のクリーナーで掃除しましょう。

・トイレ
日々の排泄をする場所なので、掃除を怠ればにおいの発生源になってしまいます。
飛び跳ねた尿などのアンモニア臭、換気扇に蓄積された汚れから発生するカビのにおいがにおいの原因となります。
-毎日こまめに掃除をする
-クエン酸の溶液など酸性の洗剤を壁や床にスプレーし、乾いた布で拭き取ってください。
-換気扇の掃除も忘れずに行いましょう。

4.部屋をにおわせないまとめ

・換気をする
・まめに掃除をする
・においの原因となるものを溜めこまない
・空気清浄機を設置する
・カーテンや寝具、ラグを洗う
・消臭剤や芳香剤、脱臭剤を活用する

部屋のにおいを消すだけでなく、良い香りを演出することも大切です。
アロマやお香を使って部屋に心地よい香りを広げてみてはいかがでしょうか。
部屋のにおいを気にすることなく、快適な住まいを楽しんでください。