換気扇シロッコファンの掃除方法

換気扇シロッコファンの掃除方法

換気扇のシロッコファンを定期的にお掃除していますか?

「1度も掃除したことがない」「年末にだけ洗ってる」など、ご家庭によって差が出てくる場所です。

シロッコファンは油でベトベトですし、本体の羽の部分も細くて洗いにくく、
掃除するのが億劫だと感じている方も多いのではないでしょうか。

シロッコファンを外したはいいものの、その汚れを見てそっと元に戻す人もなかにはいるかもしれませんね。
ただしずっと掃除しないままにしていると、ファンから油が垂れてきて、それがコンロに落ちて火事なんてことも。

そんな最悪の事態を避けるために、この記事を読んでぜひシロッコファンの掃除にチャレンジしてみてください。

シロッコファンの掃除頻度

普段どれくらい料理をしているか、天ぷらやから揚げなど揚げ物を作るかによって変わりますが、半年から1年で掃除するのが理想です。
それくらいの間隔で洗っていれば、油が溜まることもありません。

シロッコファンの掃除に使う道具

・アルカリ性洗剤
・中性洗剤
・ブラシ(使い古したもので可K)
・雑巾(汚れてもいいもの)
・ゴム手袋(高温に耐えられるもの)
・大きめのバケツ(なければゴミ袋でも代用可)

シロッコファンの掃除方法

掃除に必要な道具が揃ったら、さっそく掃除に取り掛かりましょう。

60度のお湯に浸け置き

シロッコファンが入る大きさのバケツ(なければゴミ袋)があれば、それに60℃のお湯を入れ、
中性洗剤を投入します。

酸性の油汚れを落とすには、酸性に中和作用があるアルカリ性洗剤を使いたくなるところですが、
シロッコファンには薄く塗装が施されているものがあり、洗浄力の強いアルカリ性洗剤を使用すると、
塗装が剥げてしまう可能性があります。

そのためまずは洗浄力の弱い中性洗剤を使いましょう。
塗装が剝がれてもいい、塗装されていない場合は、はじめからアルカリ性洗剤を使っても問題ありません。

浸け置き時間の目安は20分~1時間程度です。
お湯の温度が冷めてしまうと、汚れが落ちにくくなるので、適宜お湯と洗剤を入れ替えてください。

ブラシで汚れを取り除く

浸け置きが完了したら、次はブラシで汚れを落としていきます。
力を入れすぎると羽が曲がってしまうため、やさしく擦りましょう。

ブラシで汚れを取り除く際には、お湯を張ったバケツに入れたまま作業することで、油が柔らかい状態のままキープでき、
掃除しやすいです。

バケツから出してシンクに置いて洗いたい場合は、シンクが傷つかないようシロッコファンの下に雑巾を敷いてください。

汚れを落とせたら、洗剤の成分が残らないようすすぎます。

しっかり乾かす

最後に乾かしてお掃除完了です。
取り付ける際に、ファンにまだ水分が残っていると埃や油汚れが付着しやすくなるので、しっかり乾かしましょう。

まとめ

何年も掃除をせずに放置していたシロッコファンの場合は、油汚れも頑固ですし、一度でキレイにするのは骨が折れる作業です。
頑張り過ぎずに、何回かに分けて掃除しましょう。
もしくは一度ハウスクリーニング業者にお願いして、汚れをリセットしてもらってから、
自分で定期的に掃除するようにするのもいいんじゃないでしょうか。