【経営者必見】カリスマ経営者はトイレ掃除にこだわった!!

今回は経営者や経営層の方に向けて、このコラムを書いていきます。
オフィスの中で必ず使うのは「トイレ」ですが、歴史上のカリスマ経営者である松下電器産業の創業者である松下幸之助さんや本田技研工業の創業者である本田宗一郎さんは、このトイレ清掃に非常にこだわっていたと言われています。

トイレの清掃にこだわる理由

それは「心構え」と「準備」が仕事においては非常に重要だからです。
例えば、会社にとってチャンスとなる様な話が急に他社から振られてきた場合、常にそういったチャンスに備えて準備をしていた会社であれば、対応してチャンスをものにして更なる発展の礎と出来ますが、心構えや準備が出来ていない会社にチャンスが来ても、チャンスを不意にしてしまうのです。

今でこそ『3S(整理・整頓・清掃)』と言われる言葉も出来ていますが、トイレ掃除にその会社の姿勢というか、魂があると言っても過言ではありません。その基本がトイレ掃除です。

「想像力を養う」
会社のトイレは社外の人が使う可能性もある訳です。そのトイレが汚かったら来客した人はどう思うだろう?と考えるとトイレも常に清潔にしておく必要性を想像できます。

「嫌なことを率先して行い協力する姿勢」
トイレ掃除を好き好んでする人は多くありませんし、出来れば避けたいと思う人がほとんどでしょう。しかし、そういった嫌なことを率先して行うことで育まれる精神性や周りの人と協力をする協調性は仕事においても、絶対に必要な要素と言えるでしょう。

「気が利くようになる」
細かなところまで清掃をする必要がありますから、隅々まできれいにしておく事で細かな所にまで目が届く気が利く人材に成長する事が可能になると言えます。

そういった「心構え」と「準備」も含めた精神性を養い、社員の心構えが会社を成長させる為にも重要であり、そのマインドそのものが経営にとって重要であるからこそ、時代を超えて尊敬を集める名経営者が重要性を語っているのでしょう。

極端なことを言えば、トイレ掃除がしっかりされていない会社は仕事を依頼されたり発注されても、それなりの仕事になってしまう可能性があるという事です。
社員が毎日使うであろう、トイレが汚い事に疑問を感じない、他の人の為に掃除をしておこうとしない姿勢、それが仕事にも繋がるのではと考えられており、松下幸之助や本田宗一郎も『トイレ掃除』を重要視したのでしょう。

一番汚いであろうトイレがきれいな会社は他のところもキレイなはずです。ちなみに銀行や保険などの金融関係の場合はその会社のトイレを見てくる様に言われている会社もあったりするようで、それが融資の可否などにかかわってくる可能性もあるとまことしやかにささやかれています。今、まだトイレがきれいでない会社の経営者や経営層の方はまずは率先して自分でトイレ掃除をしてみてはいかがでしょうか。