ウォーターサーバーのお手入れ方法

ウォーターサーバーは定期的な掃除が必要です。

掃除は、ボトルの交換時または6週間ごとに掃除することをおすすめします。

ウォーターサーバーの管理では、水を衛生的に保つことが重要なポイントになります。

ウォーターサーバーの掃除はあまり時間がかからず、準備するものは、水と漂白剤または酢だけです。

簡単にお手入れする方法をご紹介します。

薄め液の準備

1.4リットルの水を清潔なバケツに入れる

漂白剤または酢のいずれを使う場合でも、同じ量の水を用意します。

使用するバケツは、ハンドルがついているものや、扱いやすいものを選びましょう。

漂白剤がこぼれて床や服に付着しないように注意しましょう。

2-1.漂白剤を使用する場合の溶液を作る

水4リットルに漂白剤大さじ1杯を加えます。

できれば、無香料の漂白剤を使いましょう。

(無香料の方が、最後の作業で漂白剤の臭いを早く洗い流すことができます。)

やさしくかき混ぜます。

使い捨て手袋があれば使用しましょう。

広いシンクの中など、多少こぼれてもよい場所で作業を行うとよいです。

2-2.酢を使用する場合の溶液を作る

水に加えるものは酢だけです。

レモン汁を大さじ2杯程度加えると酢の臭いを和らげます。

酢と水を1:3の割合で混ぜ合わせます。

4リットルの水なら、酢約1.3リットル(6.5カップ)を加えます。

レモン汁は、溶液を作った後に加えましょう。

※注意点として、酢を使って掃除した時の消毒力は、漂白剤を使った時の約80〜90%程度です。

ボトル内の雑菌はごくわずかですが、きちんと消毒しないと雑菌は徐々に繁殖します。

ウォーターサーバーの掃除

1.ウォーターサーバーのプラグを抜き、ボトルを取り外します。

電気が流れているコードに水が一切かからないように注意しましょう。

2.スポンジを溶液に浸してウォーターサーバーの内側を掃除します。

2〜5分おいた後、溶液をウォーターサーバーの蛇口(蛇口が2つある場合は冷水用の蛇口)から出し、別の容器に溜めます。

溜まった溶液はシンクやトイレに流します。

※溶液を長時間おいてしまうと傷むことがあるので気を付けましょう。

3.残った溶液をすすぎます。

タンク内部に水を入れて蛇口から出し、バケツに溜める作業を4回くらい繰り返します。

漂白剤や酢が一切残らないように、水を通して何度もすすぎます。

4.水受けトレイを外して汚れを落とします。

水受けトレイや水切りトレイを洗剤で洗い、水道水で十分にすすいでから元の場所に設置します。

細かい隙間に水滴が残らないように、完全に乾かします。

5.手をよく洗ってからタオルでボトルを拭きます。

再びボトルを扱う前に、必ず手を洗いましょう。

手が汚れていると雑菌がついてしますので、注意しましょう。

6.キャップを外して新しいボトルを設置します。

ボトルをぴったりと本体にはめます。

ぴったりはまると、ボトル上部に向かって気泡が湧き上がります。

7.作動しているかをチェックする。

コップに水を注いでみましょう(蛇口が2つある場合は両方とも)。

水を飲んで、不快な味や臭いが残っていないかを確認します。

ウォーターサーバーを使用する際の注意

・蛇口には極力触れないようにしましょう。

次に飲む時に水が汚染されて雑菌が繁殖するので気を付けましょう。

・ボトルの水を30日以上放置しないようにしましょう。

食品と同じように、ボトル内の水にも雑菌が含まれています。

雑菌の量はわずかですが、時間とともに繁殖するため、注意が必要です。

常に飲むお水。すぐに冷たいお水も熱湯も使用できるウォーターサーバーは、とても便利ですよね。

お水は、体に入るものなので、常にウォーターサーバーは清潔な状態を保ちおいしいお水飲みましょう。