子どもに片づけを習慣づける方法

きれいで整頓された環境で過ごすためにも、片づけをする習慣はやはり子どものうちから身につけさせたいものです。
部屋をきれいにすると集中力や思考力が上がり、子どもの成長にもいい影響を与えることができます。
ぜひこの記事を読んで、子どもに片づけをする習慣をつけてあげましょう。

①掃除をする理由をきちんと伝える

ただ「部屋をお片づけしなさい」といっても、どうして部屋を片づける必要があるのか理解してもらえません。
「おもちゃを無くしてしまわないように」「部屋にばい菌が広がって風邪をひいてしまわないように」など、
片づけが必要な理由を先にきちんと伝えてあげることが大切です。

②ルールを決める

まだ片づけの習慣がついていない子どもは、どのようなときに自分で片づけをしなければいけないか理解していません。
「次の遊びに移る前に、前のおもちゃを必ずお片づけする」「おやすみの前には必ずお片づけする」など、
わかりやすく区切りやルールを設けてあげることで、子どもは言われなくても自分から片づけをしやすくなります。

③子どもが片づけをしやすい環境を作る

せっかく片づけを始めても、子どもはどうしてもすぐに飽きてしまうもの。
途中で片づけが嫌になってしまわないように、片づけをしやすい環境を整えてあげましょう。
「子どもの身長に合わせ、手が届きやすい収納を用意する」「箱にラベルを貼るなどし、どこに片づけるかわかりやすくする」など、
少しでも片づけをするうえで妨げになる要素を減らしてあげるのが大切です。

④子どもが頑張れる仕組みをつくる

特に習慣がついていないうちは、片づけは子どもにとって楽しいことではありません。
少しでも片づけを楽しくできるような工夫をしてあげると、より自分から片づけに取り組むようになります。
「お片づけがきちんとできたらほめてあげる」「お片づけの記録シートを作る」など、
自分の成果を子どもが実感できるような工夫をすれば、次にまた自分から片づけをできるようなメンタルをはぐくむことができます。

いかがでしたか。
自分の部屋やスペースを子どもが自分で片づけられるようになれば、家のほかの場所の掃除や食事の準備など、
他の人のお仕事やスペースにも気を配れるようになり、よく周りに気が付く子どもに育てることができます。
ぜひこのコラムの内容を実践し、子どもがすすんで楽しく片づけができるように育ててあげましょう。