【電子レンジの頑固な汚れを掃除する方法】

電子レンジを普段掃除することはあるでしょうか。電子レンジはとても便利な家電製品で、使用頻度の高い人も多いのではないでしょうか。しかし、よく使っていると電子レンジは結構汚れも目立ってきます。電子レンジの汚れは一見頑固でとても落とすのが大変と思い放置してしまう人もいるとは思いますが、実はある方法を使えば簡単に掃除をすることができます。それでは今回は、電子レンジの掃除法についてのご紹介です。

電子レンジの汚れの原因

まず、電子レンジの汚れの原因について見ていきます。
1つ目の考えられる原因は、電子レンジを使用している時に飛び散る油や糖分、たんぱく質です。例えば、お皿にラップをかけていればそこまで汚れが飛び散るリスクは少ないですが、ラップをしていないとかなり飛び散ってそれが蓄積して汚れとなります。お肉などを加熱すると、パンッ！といった音が聞こえることはないでしょうか。これはたんぱく質や油が飛び散るときの音です。電子レンジの汚れの原因の一つに、そういった油や糖、たんぱく質が飛び散ったものがあります。
2つ目の原因は、電子レンジを使用して温めている時に出る水蒸気がレンジ内で水垢となる者です。加熱をしていると水蒸気も発生するので、気づいたら水垢が溜まっているなんてこともあります。

電子レンジの掃除法

電子レンジの掃除は、汚れによって掃除法が異なります。
まず、油汚れや食品の焦げ付きによる汚れには「重曹」を使うのが効果的です。油や食品の焦げ付きによる汚れは酸性のため、アルカリ性の重曹を用いるのが良いです。掃除法としては、重曹と水の比率が約1:4くらいの重曹水をレンジで5分ほど温め、そのまま10～15分ほど放置します。開けずに放置をすることで、重曹水の蒸気がレンジの庫内全体に広がり、汚れを落としやすくなります。放置した後は、キッチンペーパーやふきんで拭き取ると綺麗になります。
一方で水垢の汚れには、「クエン酸」を用いるのが効果的です。クエン酸の場合も同じく、水との比率を1:4くらいのクエン酸水にしてレンジで5分ほど温め、そのまま10～15分ほど放置です。開けずに放置をすることで、クエン酸水の蒸気が庫内全体に広がります。同じようにキッチンペーパーや付近を使って拭き取ることで綺麗になります。

電子レンジの掃除を怠ると火事の危険

電子レンジの掃除を怠りそのまま汚れを放ったらかしにしていると、においの原因になりやすく、レンジ内が臭くなってしまいます。また、レンジ内は湿度も高く使用時以外は密閉されているため、カビが発生することもあります。さらに、最も最悪なケースとしては、焦げ付いた汚れから発火してしまい、火事に繋がってしまう可能性もあるので注意が必要です。

まとめ

今回は電子レンジの汚れについてでした。電子レンジの掃除を怠ると様々な危険もあるため、日頃から定期的に掃除をすることが大切です。決して難しい掃除法ではないので、ぜひ実践してみると良いでしょう。