電子レンジの汚れが原因で火事になる!?

電子レンジの汚れが原因で火事になる!?

電子レンジの汚れから火事に繋がるという恐ろしいニュースがありました。
掃除をしなかったためか頑固な食品汚れに火が付いたことが原因となりました。
ご家庭で使用しているレンジの汚れは大丈夫でしょうか。
汚くなってしまう原因や掃除の方法を紹介していきます。

汚れの原因

(1)油汚れ
電子レンジの汚くなる原因のひとつとして、まずは油汚れです。ギトギトとした油汚れは中々落ちにくいため汚れの原因となります。
(2)水垢
食べ物を温める際に出た水蒸気がそのまま「水垢」となり、目には見えにくいベタベタとした汚れです。
(3)焦げ
紹介した「油汚れ」「水垢」などが焦げて、そのまま焦げ付いた状態で落ちなくなってしまう状態の汚れです。

それぞれの汚れの対処法

(1)油汚れには「洗剤と重曹」を合わせる。
油汚れが目立つ場合には洗剤と重曹を合わせて使ってみてください。使う洗剤の量と同じ量の重曹を混ぜて、キッチンペーパーなどに塗ってみてください。
汚れてるところを洗剤と重曹を合わせたキッチンペーパーで塗り15分程置いた後に、要らなくなった雑巾などで拭くとキレイに汚れが取れます。

(2)水垢には「クエン酸」を温める。
水垢はアルカリ性のため、クエン酸がよく効きます。耐熱容器に水100mlを入れ、クエン酸を小さじ1杯入れる。そのまま5分程温めます。
蒸気で電子レンジの中がいっぱいになった後に、そのまま20分程置いたあとに乾拭きし、別の雑巾で水拭きしてみてくだださい。

(3)焦げ汚れには「洗剤と重曹」を温める。
火事の原因にもなってしまう焦げの汚れには重症の蒸気が有効です。耐熱容器に水と重曹を混ぜます。電子レンジで5分程温めます。
蒸気で電子レンジの中がいっぱいになった後に、そのまま20分置いてください。その後に手をケガしないよう必ずゴム手袋をはめて、重曹などを
つけたスポンジで電子レンジの中を吹いてください。

汚れないための対策

様々な種類の汚れの他に対策したいものを紹介します。
(1)ひどい匂いにはレモンの果汁を温める
電子レンジで温めた後に生じる匂いには先ほどの用量で水とレモンの果汁を混ぜて温めてみてください。汚れと共に臭い匂いが落ちやすくなります。
(2)使い終わった後は毎回掃除する
簡単な水吹きで構わないので、毎回使い終わった後には掃除してみてください。面倒かもしれませんがキレイな状態を保つことができます。

まとめ

大きく汚れや匂いがついた状態では、温めた食べ物の風味などが落ちてしまいます。せっかく温めた食べ物を美味しく食べるためにも電子レンジがキレイであってほしいですよね。
ただ温めた後、すぐに掃除すると火傷の原因にもなってしまうので注意が必要です。