アルカリ電解水が使える場所と使えない場所

10年くらい前に突如現れたアルカリ電解水。

今ではスーパーやドラッグストアのお掃除コーナーに置いてあるのを当たり前に見るようになりました。
しかし、アルカリ電解水がどういった洗剤で、お家の中のどこに使用出来るのかちゃんと分かっていない人が少なくないようです。

そこで今回は、アルカリ電解水の効果・効能と使用方法について紹介します。

アルカリ電解水とは

水を電気を通すと酸性とアルカリ性に分解されます。その分かれたうち、アルカリ性側の水を取り出したものがアルカリ電解水です。

アルカリ電解水には洗剤に含まれる界面活性剤が入っていないので、使用後に洗剤成分が残りません。
その為使用後に洗剤成分が残らず、2度拭きやすすぎをする必要がないのが特徴です。

また、原材料は水由来のため、安全性も高くなっています。

アルカリ電解水が使える場所

アルカリ性なので、酸性の汚れを落とすのに向いています。

窓ガラス

窓は繰り返し拭いても返って布の繊維がくっついて汚く見えることもありますから、アルカリ電解水の2度拭きがいらない恩恵を一番得られる所かもしれません。

雑巾にアルカリ電解水を吹きかけて水拭きしましょう。

フローリング

赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭でも、界面活性剤は入っていないアルカリ電解水なら安全です。
掃除と除菌が同時に行えます。

ただし無垢材には使用できません。

キッチン

ガスコンロやキッチンの壁、戸棚の表面などについた油汚れを落とすのに最適です。

電子レンジ

キッチン同様油汚れが多い場所です。
汚れがひどい場合は、水をたっぷり含ませたタオルにアルカリ電解水を吹きかけ後、タオルをラップして30秒~1分電子レンジで加熱してください。
そうするとアルカリ電解水が蒸気となって電子レンジ内に広がり、汚れが落としやすくなります。

アルカリ電解水が使えない場所

アルカリ性の洗剤が使えない場所には使用は出来ません。
アルミサッシも液が付着すると腐食の原因になるので、窓掃除の際にはかからないように気を付けましょう。

無垢材などの天然素材は変色の恐れがあります。
フローリングやテーブルの天板が無垢材の場合は、残念ながらアルカリ電解水は使えません。

その他には革製品、宝石などの貴金属、自動車の塗装部品などには使用出来なくなっています。

まとめ

除菌が出来て、2度拭きもいらないアルカリ電解水。
界面活性剤もなく安全性が高いです。
一部の素材には使えませんが、幅広い汚れに適しており、一家に一つあるととても便利ですよ。