業務用清掃の種別を徹底解説!!

ビルクリーニング
人が生活をしていく中で欠かせない清掃。もちろん家の掃除やオフィスの身の回りも含めて、清掃はどの人も日常的にしていますが、例えば普段歩いてる道や、普段使っている駅や電車、公共施設なども気づいていないだけで清掃業者の人が清掃をしてくれているからこそ、清潔に保たれて、日々綺麗に使うことが出来ているのです。清掃はもはや社会インフラと言えるほどなくてはならない存在になっていると思いますし、清掃がされなかったらと思うと、ゾッとしますね。今日は清掃を生業にしている人もいくつか大別していくと種類が分かれていますので、そのあたりを少し詳しく解説していきます。

清掃の種別

ハウスクリーニング

これは一番イメージが湧きやすいと思いますが、言葉の通り、住宅の清掃を行うサービスとなっています。家の水回りやエアコンの清掃など、なかなか普通の掃除ではキレイにしきれない所を頼んでやってもらう事が多いでしょう。特別な許認可などが必要な訳ではないので、清掃業を始めた方が最初に参入するのはこの領域が多くなります。大手だとダスキンやおそうじ本舗などが有名です。

ビルクリーニング

オフィス清掃や商業施設の清掃、公共施設の清掃などがこれにあたりますが、ビルクリーニングの場合はハウスクリーニングに比べると、清掃する場所や面積も一気に拡大しますので、手作業のみで完結するという事がなかなか難しいため、プロが使う清掃用の機械を使って清掃を進めていきます。もちろん手作業で出来る所もありますが、例えばイオンモールなどを掃除機一つで清掃をするのは無理なので、機械+大人数をかけて清掃を行います。
また高層ビルの高所作業(窓の清掃)などもカテゴリーとしては、ビルクリーニングに属します。
必要な資格としては「清掃作業監督者」「建築物環境衛生管理技術者」「ゴンドラ操作者」などがあげられます。

病院清掃

新型コロナウイルスの影響で、院内感染についても多くの人が今、関心を持っているかと思いますが、病院における清掃業務は、感染対策と同義であるとも言えます。
スタンダードプリコーションと感染病別の予防対策を徹底的にやる事が重要であり、さらには常に感染症に対する正しい情報の入手や関連する機関からの情報収集やブラッシュアップが求められる、非常に専門性の高い業務となります。その為「受託責任者の病院清掃に関する知識」が必要である「病院清掃受託責任者」という資格も必要になります。今後、病院清掃については一層ニーズが高まると同時により高い専門性が求められる事になるでしょう。

特殊清掃

自殺をされてしまった方やお部屋の中で亡くなってしまった方なので、死体等の処理を行うのが、特殊清掃になります。
あとはよくテレビなどでも特集される汚部屋の清掃を専門に取り扱う業者さんもいます。

まとめ

これ以上にも細かく分けると「空気調和用ダクト清掃」「配水管清掃」「飲料水貯水槽清掃」もあったりしますが、今回はわかりやすいものだけをピックアップしました。
また次の機会に細かな所の業種についても、ご説明をしていこうと思います。