アルコールジェルで家の掃除

コロナ禍で購入した消毒用の「アルコールジェル」余っていませんか。

実は家の掃除に使えます。

開封済みや使用期限が切れていても大丈夫。

ただし、いくつか気をつけるべきこともあります。

ここでは、アルコールジェルの掃除活用術とあわせて、保管・使用時の注意点についてご紹介します。

1.冷蔵庫の中を掃除する

冷蔵庫内は意外と汚れやすい場所です。

野菜くずや土、おかずや肉汁、飲み物の汚れがこびりついていることがあります。

アルコールジェルを乗せた布で汚れを拭き取るだけでピカピカになります。

ドアについた手アカ汚れも効果的に落とせます。

2.トイレを掃除する

トイレの便座部分はアルコールジェルで掃除しましょう。

便座の裏側から、ふた・タンクの外側・レバーまで、アルコールジェル1本でピカピカになります。

掃除をしながら除菌もできるので、ひと手間で一石二鳥です。

家以外でもアルコールジェルを携帯して、外のトイレを使用する時にトイレットペーパーに付けて、

便座をふき取れば除菌になるので、便利です。

3.カビ汚れの掃除

湿気がこもる場所に生えるカビも、アルコールジェルで掃除できます。

窓枠のゴムパッキンや浴室の床、靴箱の掃除などにおすすめです。

カビ汚れに直接ジェルを乗せるのはNGです。

アルコールジェルを乗せた布で拭き取ると、カビの胞子が広がることはありません。

4.生ゴミの臭いを抑える

アルコールは、生ゴミの臭いの元となる雑菌の繁殖や、アンモニアなどの臭気を抑える効果があります。

生ゴミをポリ袋に入れ、キッチンペーパーにアルコールジェルを染み込ませましょう。

染み込みが悪い場合は、キッチンペーパーを軽くもみ込みます。

アルコールを垂らした面を下にして、生ゴミとつくようにします。

あとは、ポリ袋の口をしっかり閉めれば完了です。

火気厳禁。保管・使う場所にはご注意を

アルコールジェルは可燃性のため、保管場所はもちろん使用場所にも注意が必要です。

火気の近くに置いたり使用したりすると、引火して火災になる恐れがあります。

そのため、火元のあるキッチンの掃除に使う際は、アルコールジェルが残らないように気をつけましょう。

また、高温になる場所に保管することもNGです。

コンロの近くや窓際、車内に置きっぱなしにすると、熱せられたアルコールジェルから発せられた可燃性蒸気により、火災を引き起こす場合もあります。

避けるべき場所は守り、余ったアルコールジェルを掃除グッズとして有効活用してください。

※アルコールが使えない素材もありますので、掃除をする場所の素材や説明書を事前にご確認してから掃除をしましょう。

余ったアルコールジェルを掃除グッズとして有効活用してみませんか。

アルコールジェルを使って、清潔で快適な生活空間を保ちましょう。